お盆を迎え花期到来!「ヒマワリ(向日葵)」テキトー栽培記2015(その3|8月)
2014年その7(総集編)・2015年その1(5月)・その2(6月〜7月)に続いて、「ヒマワリ(向日葵)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年8月1日
栽培4ヶ月目。
「60cmプランター」では、3株のヒマワリを栽培中。
左の株は、3年前に収穫した種が育った「2012年分」。
まだ蕾の出来始め。
中央は、2年前の種由来の「2013年分」。
こちらの蕾は大きめ。
右は、昨年収穫した種 由来の「2014年分」。
開花には、もう少しかかりそう。
「石の輪のゾーン1」では、「2012年分」1株・「2013年分」2株を地植え栽培中。
こちらが「2012年分」。
「2013年分(1)」。
「2013年分(3)」。
「2013年分(2)」は、すでに枯れてしまった。
累代栽培のせいか、毎年異常な株があらわれる。
「石の輪のゾーン2」では、「2014年分(こぼれ種)」2株・「2014年分」3株を地植え栽培中。
「2014年分(こぼれ種1)」。
ぐんぐん背を伸ばす「2014年分(こぼれ種2)」。
この2株は、昨年の「こぼれ種」が勝手に育ったので、ここに植え替えしてきた。
「2014年分(1)」。
「2014年分(2)」は、「2013年分(2)」と同様の症状で枯れてきた。
先がみえているので、さっさと抜く。
「2014年分(3)」。
こぼれ種 以外は、まずポリポットで育苗し、その後 各所へ植え付けた。
もうじき花期を迎えるので、楽しみに見守りたい。
4ヶ月目の「ヒマワリ(向日葵)」栽培
今年で7年目となるヒマワリ累代栽培。
毎年8月は、花期を迎えているので楽しみだ。
以下、現状まとめ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
「60cmプランター」では、3株のヒマワリを栽培中。
左の株が「2012年分」・中央が「2013年分」・右が「2014年分」。
この「○年分」とは、○年に収穫した種(が育った株)という意味。
「石の輪のゾーン1」では、「2012年分」1株・「2013年分」2株を地植え栽培中。
「2013年分(2)」は、すでに枯れてしまった。
「石の輪のゾーン2」では、「2014年分(こぼれ種)」2株・「2014年分」3株を地植え栽培中。
「2014年分(こぼれ種)」は、昨年の こぼれ種が「ラディッシュ」のプランターで育ったので、ここに植え替えしてきた。
「2014年分(2)」は、枯れてきたので抜いた。
累代栽培のせいか、このように異常な株が、毎年のようにあらわれる。
こぼれ種以外は、すべて育苗用の「ポリポット(種苗育成ポット・ビニールポット・プラスチックポットなどとも呼称)」から植え替えしてきた。
まとめは以上。
例年、花期を迎える8月。
だが今年は、やや成長が遅いようだ。
今夏が多雨のせいだろう。
やはり植物の栽培は、大きく天候に左右されるな。
これが7年目の栽培で得た知見である。
当然すぎ。
だが研究の世界は、当たり前を証明することの繰り返しだ。
そう、私は求道者なのだ。
本当は愚鈍者だが。
ほっとけ。
8月8日
1週間後。
こちらは、基本観察対象外の花壇。
それが無視できないほど成長した。
茎も太い。
ここまで育ったら、観察対象外にはしておけない。
今後は「花壇の2014年分(こぼれ種)」と呼称し、正式な観察対象に加えたい。
観察対象外を対象へ変更
放置していた、隙間花壇の観察対象外の1株が、やたらと巨大化した。
茎も太く、この調子でいけば、過去にないほど育ちそうだ。
ここには3株を植え付けたが、1株は枯れ、もう1株は抜かれた。
そして生き残った1株が、他の株の分もと巨大化している。
これだけ特別、種の素質が優れていたのかもしれない。
こぼれ種の苗のなかでも、特に早生ではなかったのだが。
元々間引き対象だった苗だし。
この花壇は、日当たりはプランターより悪いくらいで、肥料も与えていないのに。
土が深いからだろうか。
ちなみに「石の輪のゾーン」は、表土の下は砂利+粘土で、根が深く張れない環境だ。
「豊富な用土」も、栽培には重要なのだろう。
ここまで育ったら、観察対象外にはしておけない。
今後は「花壇の2014年分(こぼれ種)」と呼称し、正式な観察対象に加えたい。
とにかく今後は、もっとも注目すべき株になりそうだ。
皆様も「花壇の2014年分(こぼれ種)」の成長にご期待ください。
どうでもいいって?
まぁそういわずに。
8月9日
翌日。
「60cmプランター」は……
「2012年分」も……
「2013年分」も……
「2014年分」も、よく育っている。
さらなる成長を促すべく、化成肥料を追肥。
「石の輪のゾーン1」は……
「2012年分」も……
「2013年分(1)」も……
「2013年分(3)」も、ひと回り大きくなった。
「石の輪のゾーン2」では……
「2014年分(こぼれ種1)」が……
蕾を大きく膨らませた。
いよいよ開花間近か。
「2014年分(こぼれ種2)」は、驚くほど背が伸びた。
こぼれ種の株は、早く芽吹いたせいか よく育つ。
「2014年分(1)」。
「2014年分(3)」は、他よりも育ちが遅い。
位置的に、特に日当たりが悪いせいか。
「石の輪のゾーン」も化成肥料を追肥。
そういえば、5日には液肥を撒いていた。
例年よりも開花が遅く、焦っていたのかもしれない。
8月12日
3日後。
「60cmプランター」で……
「2013年分」が……
ついに開花。
これが今年の……
初開花だ。
「2012年分」は、育ったが花はまだまだ。
「2014年分」も、そろそろ花を開きそう。
「石の輪のゾーン1」は……
「2012年分」も……
「2013年分(1)」も……
「2013年分(3)」も、育ってはいるが遅れぎみ。
「石の輪のゾーン2」は……
「2014年分(こぼれ種1)」が……
無事開花。
背は低めだが、プランターとの同日開花に漕ぎ着けた。
ちなみに、昨年より4日遅れ・一昨年より8日早い開花となった。
振り返ると、さほど今年は遅くない。
だがやはり、早めの開花を目論んだわりには、遅いようにも思われる。
「2014年分(こぼれ種2)」。
「2014年分(1)」。
「2014年分(3)」。
このへんはまだまだか。
気づけば「花壇の2014年分(こぼれ種)」も……
大きな蕾を膨らませていた。
8月14日
2日後。
「60cmプランター」は……
「2013年分」に続き……
「2014年分」も……
みごとに開花。
花びらに模様がはいる……
迫力ある花だ。
「石の輪のゾーン2」では……
引き続き「2014年分(こぼれ種1)」が……
開花中。
現在はこの3輪が、我が家の庭を彩っている。
8月17日
3日後。
「60cmプランター」の「2013年分」。
「2014年分」は……
大量の花粉を……
葉に落としていた。
そして「花壇の2014年分(こぼれ種)」も……
大きな花を咲かせ始めた。
8月22日
5日後。
そろそろ秋の気配。
「60cmプランター」の「2012年分」も、いよいよ開花が近そうだ。
「2013年分」は、すでに萎れぎみ。
種の収穫が楽しみだ。
「2014年分」も……
種の成熟待ちへ。
「石の輪のゾーン1」では……
「2012年分」が……
花を開きかけていた。
「2013年分(1)」も……
蕾を膨らませた。
「2013年分(3)」も……
やっと蕾を膨らませた。
「石の輪のゾーン2」では……
「2014年分(こぼれ種1)」が……
花びらを落とし始めた。
1輪の見ごろは、1週間ほどらしい。
「2014年分(こぼれ種2)」は……
背が高く、蕾の撮影も ひと苦労。
「2014年分(1)」も……
かなり育った。
成長不良の「2014年分(3)」は、母が勝手に抜いてしまった。
「花壇の2014年分(こぼれ種)」も……
背が高すぎて撮りづらい。
複数の蕾を付けたので、長らく花期を楽しめそうだ。
8月23日
翌日。
「石の輪のゾーン1」の……
開きかけだった「2012年分」が……
無事開花。
これまでの花よりも、若干小ぶり。
8月26日
3日後。
「花壇の2014年分(こぼれ種)」が……
2輪目の花を咲かせた。
1輪目ほどではないが大輪だ。
株が ここまで巨大だと、当然 花も大きくなる。
8月30日
4日後。
「60cmプランター」は……
「2012年分」が咲きかけに。
「2013年分」には……
2輪目が……
開いていた。
1輪目の種へと、養分を集中させるべく、思い切って摘花。
「2014年分」にも2輪目の蕾。
「石の輪のゾーン1」では……
「2013年分(1)」が……
花開いた。
花びらの模様が濃い。
「石の輪のゾーン2」でも……
「2014年分(1)」が……
無事開花。
こちらは やや小ぶり。
ヒマワリは、花の大きさや花びらの模様・雄しべ雌しべの形状など、意外なほどに多種多様。
「花壇の2014年分(こぼれ種)」は……
この2輪目に続き……
すでに3輪目を……
咲かせていた。
1,2輪目を種採り用に残し、この3輪目は摘花。
よくみると、2,3輪目の花は、1輪目とは姿形が異なる。
同じ株の花なのに不思議。
今日摘花した2輪は、花びんに生けて玄関に飾った。
こうでもしないと、また母が勝手に抜いてしまう。
花期到来
我がヒマワリたちに、念願の花期到来。
「60cmプランター」は、「2012年分」が1輪目咲きかけ・「2013年分」が2輪目までで1輪摘花・「2014年分」が1輪目まで。
「石の輪のゾーン1」は、「2012年分」が1輪目まで・「2013年分(1)」が1輪目まで。
「石の輪のゾーン2」は、「2014年分(こぼれ種1)」が1輪目まで・「2014年分(1)」が1輪目まで。
「花壇の2014年分(こぼれ種)」が3輪目までで1輪摘花。
皆様は、別に把握しなくて結構です。
私も怪しいくらいだし。
今年は1輪目を種採り用に残し、2輪目以降は早めに摘花したい。
大きな「花壇の2014年分(こぼれ種)」のみ2輪残しで。
摘花することで、種へ養分を集中させるのだ。
花びんに生けたいので、一応花は咲かせる予定。
そうしないと、1輪目を母に切られてしまう。
勝手に生けてしまうのだ。
何度注意しても止めないのだ。
老人力が高すぎるので。
鬱だ。
そんな日常を忘れるべく、今後もヒマワリを育ててゆきたい。
花が私を元気にするのだ。
半分逃避だが。
それでは、2015年度版ヒマワリのテキトー栽培記は「その4(9月)」へと続きます。
引き続き花期。
まだ未開花の株もあるが、もう秋なのに間に合うだろうか。
我が北海道では、お盆をすぎると秋風が吹く。
肌寒い日も多くなる。
なので種の収穫を目指すには、花期を早める必要がある。
それが今年は遅れぎみと。
心配だ。
皆様も心配ですよね?
なので次回も、ぜひご覧になってください。
季節が進むごとに、アクセス数が減っております。
ぜひご協力を。
読者にアクセスを強要するサイトも珍しい。