涼やかな香りのトマト&バジルパスタ!「バジル(バジリコ・メボウキ)」テキトー栽培記(その2|7月)
その1(6月)に続いて、「バジル(バジリコ・メボウキ)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年7月1日
栽培2ヶ月目。
60cmプランターにて……
100円ショップ「ダイソー」の種を蒔き栽培中。
種蒔きから丸1ヶ月で……
たくさんの苗が育った。
可愛らしい小さな本葉。
しかし、成長は遅い気がする。
6月は天候が優れなかったせいか。
いよいよ真夏。
今後の成長を期待したい。
2ヶ月目を迎えた「バジル(バジリコ・メボウキ)」栽培
私、初挑戦の「バジル(バジリコ・メボウキ)」栽培。
この7月で、栽培2ヶ月目。
真夏となり、今後の成長が期待される。
以下、現状まとめ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
種は100円ショップ「ダイソー」で購入。
60cmプランター内に、前後2列に「すじ蒔き」した。
栽培ひと月で、たくさんの苗が育った。
多すぎるほどだ。
本葉も伸びているが、成長は遅い気がする。
この不安定な気候のせいか。
確かに寒いと、著しく成長が停滞する。
ちなみに、6月の道内22地点平均の降水量は平年より4割多く、日照時間は2割少なかった。
ひとまずは元気そうなので、注意深く見守ってゆきたい。
まとめは以上。
多すぎるので、適宜 間引いている。
まだ多いので、もっともっと間引かねば。
そもそも種が、必要以上に たくさんはいっていた。
さすがダイソー商品。
私は元々、この「間引き」の作業が苦手だった。
もったいないし可哀想だし。
なので思い切って抜けなかった。
だが園芸を続けると、いかに間引きが大事かわかってくる。
やたらと茂らしても、いいことは ほとんどない。
なので年々、躊躇なく間引けるようになってきた。
そのぶん優しさを失った。
効率を求め容赦なく、切り捨てられる人間になった。
まるでリストラの鬼だ。
園芸とは、なんと罪深いものだろう。
おお神よ。
ラーメン。
馬鹿なのには変わりがないな。
7月7日
6日後。
暑くなったり寒くなったり。
そんななか急成長。
背も伸びてきた。
用土を埋め尽くすほど……
葉が茂った。
成長し……
すっかりバジルらしくなった。
さすがに多すぎるので……
間引きがてら……
本格的に収穫。
軽く洗って……
速やかにキッチンペーパーで拭った。
バジルの葉は、とても水を吸いやすいらしい。
なのでジャブジャブ洗うと、風味が落ちてしまうそうだ。
今回はスライスチーズで巻いてみた。
バジルとチーズは、イタリア料理 定番の組み合わせだろう。
さほど美味いとは思わないが、やたらとスースーする。
涼やかな香りが口中に広がり、鼻を抜けてゆく。
胃にもスースーが残る感じ。
まるで胃腸薬だ。
7月10日
3日後。
やっと真夏らしくなってきた。
やはり暑いと……
目にみえて育つ。
プランターから はみだす勢いで……
急成長した。
よくみると、色艶が よく美しい葉だ。
この状態なら、観賞用にも使えるだろう。
7月17日
1週間後。
どうも好天が続かない。
だがバジルたちは……
順調に成長中。
背も高くなった。
また間引きがてら収穫。
今度はパスタに加えてみる。
「トマト&バジルパスタ」の完成。
基本はトマトパスタの味。
そこにバジルのスパイス感が足された。
初挑戦にしては、なかなか美味しくできたと思う。
トマト&バジルパスタ
これまで生食してきたが、今度はパスタにしてみた。
トマトをベースにバジルを加えた、人呼んで「トマト&バジルパスタ」だ。
そのまますぎ。
レシピは、まずフライパンでトマトを油炒めし、次に茹でたパスタを加え火を通し、最後にバジルを混ぜて さっと炒めたら出来上がり。
味付けは、味付き塩コショウと麺つゆ少々。
私は、どんな料理の味付けも、麺つゆさえあればなんとかなると思っている。
バジルは炒めすぎると色が悪くなる。
なので軽く炒めるものらしい。
バジルは基本的に、彩りとスパイス程度の役割だ。
トマトは「湯剥き」などして、皮を取り除いておいてもよい。
油は無理してオリーブオイルを使わなくてもいいと思う。
お味はやはり、トマトパスタ系の風味。
口を べたべたにしない、お洒落なナポリタン。
バジルの涼やかな香りが、スパイスとして効果的に働く。
美味い。
イタリアの風が吹いてきた。
トレビアン。
それフランス語。
そもそもパスタというだけでお洒落だ。
村上春樹の小説きどりだ。
これを常食したら、きっと女性にモテるだろう。
私のパスタへの思い込みは過剰ではないか。
7月26日
9日後。
気づけば……
こんな状態に。
背も ずいぶんと高くなった。
いまが収穫適期かもしれない。
だが若干、葉焼けしてしまった。
水やりするとプランターから、バジルの爽やかな香りが漂う。
あと3日ほど前、化成肥料と有機石灰を撒いておいた。
7月のバジル栽培
この7月、バジルたちは急成長した。
引き続き、天候は不安定だったが、さすがに真夏だ。
多雨のため、水やりは楽だったし。
バジルは多めの水を好むし。
やはり多少、暑いくらいのほうが元気なようだ。
だが真夏の日射しのせいで、少しだけ葉焼けした。
濃い黄緑が薄い黄緑に変色した。
それでも暑いと よく育つので、いまのところ置き場所はこのままで。
今後の天候次第と。
間引きがてら、小まめに収穫し、主に生食している。
最初は正直、さほど美味いとは思わなかった。
だが慣れてきたら悪くない。
スースーするのが癖になる。
口中から鼻、そして胃の奥へと、涼やかな香りが抜けてゆく。
この夏、身体のなかから ひんやり。
バジルの葉は水を吸うので、あまりジャブジャブ洗ってはいけないらしい。
なので手早く水洗いし、軽くキッチンペーパーで拭った。
さすがに洗わないのは抵抗がある。
どんどん育つので、間引き・収穫が追いついていない。
だが暑いうちに育て上げるべく、3日ほど前に化成肥料と有機石灰を撒いた。
これで8月も、元気に育って欲しい。
それでは、バジルのテキトー栽培記は「その3(8月)」へと続きます。
引き続き食べごろです。
そのうち花も咲きそう。
そんな次回も、絶対にご覧ください。
爽やかで涼やかなバジルの香りが、皆様を冷やしてくれますよ。
まぁ公開は10月だが。
私は頭を冷やします。