ダイソーの種で初挑戦!「バジル(バジリコ・メボウキ)」テキトー栽培記(その1|6月)
私、初挑戦の「バジル(バジリコ・メボウキ)」栽培。
イタリア料理でお馴染みの、インド・熱帯アジア原産のハーブである。
スーパーなどでは、乾燥した加工品が売られているが、生の葉はあまりみないので楽しみだ。
手探りで進める、我がバジルのテキトー栽培に、ぜひお付き合いください。
2015年6月1日
100円ショップのダイソーにて、「バジル」の種を購入。
こちらが中身。
2袋で100円なので、実質たった50円。
家庭菜園としては、十分すぎる数だろう。
この種を、60cmプランターに2列に「すじ蒔き」。
ポリポットなどで育苗する必要はないらしい。
無事発芽しますように。
初挑戦の「バジル(バジリコ・メボウキ)」栽培
私、初挑戦の「バジル(バジリコ・メボウキ)」栽培。
「パクチー」「ルッコラ」に続き、ハーブ系としては3品種目の栽培となる。
スーパーなどでは、乾燥した加工品が売られているが、生の葉はあまりみないので楽しみだ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
蒔くのは、ダイソーで買った種。
黒ゴマのような細かな種が、たっぷりとはいっていた。
実質50円ほどで、プランター栽培なら持て余す数だ。
あらためてダイソーの価格破壊ぶりに舌を巻く。
この種を、標準的な60cmプランターに蒔く。
横2列に「すじ蒔き」した。
用土は、市販の元肥入り培養土。
苦土石灰も少量混ぜた。
覆土は1cm以内。
好光性種子なので、深く埋めないよう注意した。
発芽適温は高めらしい。
なので6月になるまで待った。
無事発芽するといいが。
それでは、初挑戦となる「バジル(バジリコ・メボウキ)」のテキトー栽培記に、どうぞお付き合いください。
ところで、パッケージには“すばらしい香りでスパゲティーなどの料理に重宝”とある。
だが正直、あまりどうやって食べていいかわからない。
パスタやチーズと合わせるくらい。
イタリア料理など、デートくらいでしか食べる機会がないので。
そのデートをする機会がない。
畜生。
このバジル栽培で、来るべきデートに向け、事前知識をつけるとしよう。
徒労すぎ。
6月12日
11日後。
昨日あたりから、無事 発芽を開始。
肌寒い日が続いたせいか、予想よりも時間がかかった。
たくさんの小さな芽が……
用土を押し分けて生えてきた。
少し摘んで囓ったら、スースーする爽やかな香味を感じた。
バジル栽培の知識集
本来は多年草だが、国内では1年草として扱う。
栽培適期は暑い時期。
寒さには弱い。
つまり越冬できないので1年草扱いと。
日当たりを好む。
だが真夏の直射日光に曝すと、葉焼けするので注意。
水は多めに与える。
過湿にならない範囲で、常に湿らせ気味にしておく。
元肥と多めの追肥が必要。
一般的なハーブとは、やや育て方が異なるようだ。
ある程度成長したら、先端を摘心する。
すると脇芽が伸びるので、期をみてそれも摘む。
こうすることで、株が横へと広がり、たくさんの葉を収穫できる。
放置すると、背が高くなりすぎ、葉が増えないらしい。
水やりと摘心と脇芽摘みが、バジル栽培のコツだ。
葉の収穫が目的なら、花芽も早めに摘みとるとよい。
生命力が強く、挿し芽でも簡単に増える。
こぼれ種から育った株は、香りが悪くなるらしい。
種は昔、目薬代わりに使われていた。
和名「メボウキ(目箒)」の由来は それから。
目にいれると、ゼリー状の物質が出てきて、ゴミを取り去るのだとか。
やってみる気はないが。
怖すぎ。
ちなみに、デイリーポータルZで乙幡啓子氏が『バジルシードで目の掃除?』という記事を書いている。
他にも、この種のグルコマンナンによる膨張を利用し、ダイエット補助食品として用いたらしい。
膨らんだ種で腹を満たすと。
涙ぐましい。
とにかく、いろいろ利用価値のあるハーブらしい。
以上、ネット検索などで得た情報でした。
6月17日
5日後。
しばらく曇天が続いたが……
今日は初夏らしい陽気。
すじ蒔きした2列が……
綺麗に並んで生えている。
やや特徴的な姿の芽だ。
さすがに密集しすぎなので……
間引き作業を開始。
少し食べると、クセのある香味を感じる。
まだ慣れないが、ハマると癖になりそうだ。
6月24日
1週間後。
徐々に育ってきた。
みっしり。
本葉も開き始めた。
なかなか芽吹かなかったが……
そのわりに発芽率が高い。
もっと暑くなれば、どんどん育ってゆきそうだ。
真夏に期待
この6月は、思ったよりも育たなかった。
発芽まで10日以上かかったし。
肌寒い日が続いたせいだろう。
ちなみに、6月中の道内の平均降水量は、平年より4割も多かった。
日照時間は2割少なかった。
やはりバジル栽培には、暑さが不可欠なのだろう。
多雨のせいで、水やりは楽だったが。
真夏になれば、本格的に成長しそうだ。
本州以南なら、すでに こんもり繁っているはず。
7月の栽培に期待したい。
それでは、バジルのテキトー栽培記は「その2(7月)」へと続きます。
いよいよ収穫できそうです。
食べ方は知らないが。
またネットで調べればいいか。
ではこの記事の存在意義は。
やはり実践し、それをお伝えすることだろう。
できれば皆様には、他のサイトを観ないようお願いしたい。
アクセスアップを諦めて、ついにはライバルのアクセスダウンを目論む始末。