植え替え・挿し芽・開花!「バジル(バジリコ・メボウキ)」テキトー栽培記(その3|8月)
その1(6月)・その2(7月)に続いて、「バジル(バジリコ・メボウキ)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年8月2日
栽培3ヶ月目。
真夏も あと半月ほど。
60cmプランターにて……
100円ショップ「ダイソー」の種を蒔き栽培中。
丸2ヶ月で、大量に茂った。
背も伸びて……
美しい緑の葉が……
プランターを埋め尽くした。
花芽らしきものもあるので……
「摘心(てきしん。脇芽が伸びるよう頂芽を摘むこと)」してみる。
これで脇芽が伸び……
より多くの葉が生えるのだという。
とはいえ、いまでも多すぎるので……
思い切って間引く。
全部で10株を抜いた。
根をよく張るハーブだ。
こちらは庭の「石の輪のゾーン」。
周辺に植え付けた。
トマトとバジルの組み合わせは、コンパニオンプランツの定番らしい。
諸説あるが、バジルはアブラムシなどの害虫を遠ざけ、よく水を吸うため過湿を嫌うトマトにとり有益なのだとか。
3ヶ月目の「バジル(バジリコ・メボウキ)」栽培
初挑戦の「バジル(バジリコ・メボウキ)」栽培。
この8月で、栽培3ヶ月目。
真夏も あと半月ほどだが、秋に向けて成長を見守りたい。
以下、現状まとめ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
種は100円ショップ「ダイソー」で購入。
60cmプランター内に、前後2列に「すじ蒔き」した。
当初は伸び悩んだが、暖かくなり大量に茂った。
なので本日、10株をトマトのコンパニオンプランツとして、「石の輪のゾーン」へ植え替え(移植)。
花芽らしきものもできたので、いくつかの株は「摘心(てきしん。脇芽が伸びるよう頂芽を摘むこと)」しておく。
通常は、もっと早い段階で摘心し、株を横に広げるらしい。
これらの株が、今後どう育つか注目したい。
まとめは以上。
栽培開始から丸2ヶ月で、大量に茂った。
だが正直、こんなにはいらない。
さほど収穫する気がないのだ。
利用価値は高いが、とにかくいろいろ面倒なので。
そもそも食べるなら、プロの農家の作物に限る。
ならなんのための家庭菜園か。
私の場合、栽培そのものが目的なのだ。
そして、この栽培記の制作が真の目的だ。
というわけで、やたらと育っても持て余すだけなのだ。
なのに摘心したり植え替えしたりする。
育てること自体は好きなので。
変な奴。
8月7日
5日後。
2日ほど前、液肥を与えておいた。
その甲斐もあり、ぐんぐん伸びるバジルたち。
徐々に花芽も……
伸びてきた。
摘心した株は……
脇芽が育ってきている。
普通は、もっと早い段階で摘心し、収量を増やすのだろう。
試しに摘心がてら……
3株の茎を切り取って……
「茎挿し」用の……
挿し穂にする。
これを「石の輪のゾーン」へ……
「挿し木(挿し芽)」として植える。
バジルはこれで、簡単に殖やせるらしい。
すでに持て余しているが、実験として試みたい。
8月12日
5日後。
よく育ってはいるが……
色が薄くなってきた。
日に当てすぎて葉焼けしたのだろうか。
花芽は……
どんどん伸びる。
比較的長い花茎だ。
葉の収穫が目的なら、花芽・花茎は早めに摘むとよい。
摘心した株では……
ゆっくりと……
脇芽が育っている。
葉を食べる場合、摘心が有効なことが確認できた。
「石の輪のゾーン」では……
植え替えしてきた10株が……
もれなく元気。
だがやはり、植え替えすると成長が遅れる。
茎挿しした3株は……
萎れている。
このまま枯れてしまうのだろうか。
挿し木の場合、普通は多めに水を与えるが、トマトが過湿を嫌うので悩む。
8月14日
2日後。
すっかり黄緑に。
みると花茎の下側で……
花が咲き始めていた。
白く目立たない花だ。
下向きで鑑賞し辛い。
我がバジルに花期到来。
あとプランターにのみ、化成肥料を少量追肥。
8月23日
9日後。
すっかり過ごしやすくなった。
かなり伸びたが……
そろそろピークか。
摘蕾していない株が……
花茎を伸ばし……
順を追い花を咲かせている。
特徴的な花序なので……
一度に咲くなら飾れるのだが。
このまま咲かせて、種を実らせたい。
だが多くはいらないので……
花茎や花芽を いくつか摘んだ。
摘心した株は……
脇芽が育って広がった。
どの株も、下側の葉は枯れてきている。
脇にキノコが生えているのを発見。
可愛いいが、用土の養分を奪うらしいので摘んだ。
「石の輪のゾーン」の……
植え替えしてきた株は……
元気そう。
茎挿しした3株は……
少しずつ、葉に精気が戻っている。
どうやら活着したらしい。
植え替え・摘心・挿し木・開花
7月に続き、この8月も急成長。
暑さに乗じ、ぐんぐんと背を伸ばした。
用土も すぐに乾いた。
多雨傾向が続いているが、晴れた日は水やりを欠かせない。
本当にバジルは、よく水を欲するハーブだ。
もっと暑い夏だったら、どこまで育っただろう。
だが葉焼けするので、あまり日射しが強ければ、日陰への移動が必要だろう。
摘心した株は、脇芽を伸ばし葉を広げた。
「石の輪のゾーン」へ植え替えした10株は、元気に育っている。
だがやはり、植え替えの影響で成長が遅い。
挿し木として茎挿しした3株は、無事 活着したようだ。
どうやらバジルは、なかなかに生命力が強い。
どんどん育つので、間引き・収穫が追いつかないほどだ。
花茎も伸びて、花を咲かせた。
白く目立たない花だが、花序は特徴的。
このまま咲かせて、種を実らせたい。
この栽培記のネタ用に。
摘蕾もしているが、やはり追いついていない。
たくさんの植物を育てているため、手が回らないのだ。
しょせんテキトー栽培だし。
それでも育てられるほど、バジル栽培は容易だ。
私でも楽勝なのだから。
水やりが骨だが。
それでは、バジルのテキトー栽培記は「その4(9月〜11月)」へと続きます。
花も咲き、そろそろ葉は食べごろをすぎる。
それでも、加熱したら十分美味い。
まだ生食もいけるが。
なんにせよ美味いと。
茂らせすぎたので、9月は積極的に食べてゆきたい。
その様子を、皆様にご覧いただきます。
私がバジルを咀嚼する、その様を。
くっちゃくっちゃ……。
そんなとこ誰もみたくない。