やたらと大きな花、開花!「ヘチマ(糸瓜)」テキトー栽培記(その2|7月)
その1(5月〜6月)に続いて、「ヘチマ(糸瓜)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年7月2日
栽培3ヶ月目。
60cmプランターで……
3株のヘチマを栽培中。
成長は遅いが、もうネットを設えたい頃合い。
この左の株が……
育苗用ポリポットからの定植時より、引き続き もっとも大きい。
それに続く中央の株。
巻き付き先がないため、茎が ぐにゃりと曲がってしまった。
右の株は……
葉は小さめだが、もっとも背が高くなった。
ラティスフェンスの前にある……
アサガオのプランターには……
余った2株を定植してある。
母の花壇にも、余った1株を定植。
さらに育苗用ポリポットに、もう2株余っている。
だが、他に定植先がない。
これらの5株は、基本観察対象外。
3ヶ月目の「ヘチマ(糸瓜)」栽培
私、初挑戦の「ヘチマ(糸瓜)」栽培。
成長が遅いので、暑くなる今後に期待。
以下、現状まとめ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
60cmプランターで、3株のヘチマを栽培中。
育苗用ポリポットからの定植時、大きく育った3株を選んで、プランターの左から順に植え付けた。
現在は、左の株が もっとも大きく、中央は ぐにゃりと曲がり、右は ひょろりと背が高い。
そろそろ蔓用のネットを張りたい。
加えて、ラティスフェンスの前のプランターに2株・母の花壇に1株・育苗用ポリポットに2株を栽培中。
これらは、60cmプランターに植えられなかった、余った株。
なので基本観察対象外。
まとめは以上。
6月の道内は、天候不順が続いた。
そのせいか、成長は遅れぎみ。
この7月で、なんとか遅れを取り戻したい。
だが、本当に遅れているのだろうか。
この成長具合で普通なのかもしれない。
初栽培なので、基準がわからないのだ。
なので、あまり不安にならず、のんびりと見守ってゆきたい。
そして気づけば冬と。
のんびりしすぎ。
まぁテキトーにやってゆきます。
7月6日
4日後。
60cmプランターの背後に……
蔓用のネットを設えた。
使用したのは、ダイソーの「つるまきネット付 支柱(組み立て式・約180cm×約90cm)」。
続いて左の株の……
頂芽を摘心。
同様に中央の株も……
摘心した。
このように先端を切り取ると、脇から子蔓が伸びてきて、大きく育つのだという。
右の株は、あえて摘心せず。
ラティスフェンス前のプランターには……
ゴーヤの種を蒔いていたのだが、芽吹いてこない。
なのでポリポットの2株を……
抜いて……
中央に定植。
だが、2ヶ月以上ポリポット栽培だったので、かなり育ちが悪い。
今後が不安。
こちらは母の花壇の1株。
だが母が、いつの間にか抜いてしまった。
なので観察はここまで。
蔓用ネット・摘心
暑くなり、順調に成長中。
遅まきながら、60cmプランターの背後に、蔓用ネットを設えた。
食虫植物の植え替え作業などで、後回しになっていたのだ。
使用したのは、ダイソーの「つるまきネット付 支柱(組み立て式・約180cm×約90cm)」。
安いわりに、必要なパーツが ひととおり揃う優れものだ。
さすがダイソー。
本葉が6枚を数えたので、左と中央の株を摘心した。
正確には、左の株が7枚で、中央が6枚目。
本葉4〜6枚のころが、最初の摘心時期らしい。
先端の頂芽を、手で切り取った。
こうすることで、その脇から子蔓が伸びて、大きな株に育つのだという。
右の株は摘心せずに、あえてこのまま育ててみたい。
摘心の効果が不安なのと、実験的な意味で。
育苗用ポリポットの2株は、ラティスフェンス前のプランターに定植。
6月1日に蒔いたゴーヤの種が、いっこうに芽吹かないので。
時間が経ったせいか、ポリポット内では、かなり根鉢が張っていた。
これで、このプランターは計4株。
相当過密だ。
そもそもアサガオのプランターだし。
花壇の1株は、後日母に抜かれるので、観察はここまでにしておく。
この母が、私の園芸の悩みどころだ。
勝手に どんどん抜いてしまう。
知らぬ間に、花を抜いては花びんに生けたり、実を収穫して喰っていたりする。
枯れた株も すぐ抜くし。
種採り用に残してあるのに。
注意しても直らないから始末に負えない。
いやまぁ、ハーフニートな私のほうが、母からしたら始末に負えないが。
嫌な家族だな。
7月10日
4日後。
急に暑くなった。
60cmプランターの……
左の株が、無事ネットに絡み始めた。
摘心した痕は こんな感じ。
中央の株も……
摘心後……
脇芽が伸びてきた。
あと相変わらず、たくさんのアリが集っている。
独特のアーモンドのような臭いに、引き寄せられるのだろうか。
右の株は……
摘心していないので、真っ直ぐ上に ひょろひょろ伸びる。
7月19日
9日後。
また雨降りが続く。
60cmプランターでは……
左の株が……
急成長。
花芽らしきものが数多く付いた。
中央は……
葉は大きいが、あまり伸びてこない。
右は……
よく伸びてはいるが、1枚の葉が ご覧の有様。
用土がマグネシウム不足なのかもしれない。
後日対策として、苦土石灰と化成肥料を撒いた。
どの株も……
「巻き付き欲」が凄い。
さすが蔓性植物。
7月26日
1週間後。
蒸し暑いなか……
60cmプランターは……
急成長。
葉が大きくなり……
背も伸びた。
摘心していない、右の株の頂芽付近は、特に旺盛な成長ぶり。
7月29日
3日後。
60cmプランターで……
3株いっせいに開花。
ご覧のように、やたらと大きな花だ。
臭いがするらしく、またアリが集っていた。
昨日 蕾を発見し、すぐ翌日から咲きだした。
1輪の寿命は短いようだ。
午前中に咲き、夕方には萎れている。
まだまだ花芽は たくさんある。
8月間近だが、我がヘチマにも、やっと花期が到来。
やたらと大きな花、開花
7月も終わりに差しかかり、我がヘチマに花期到来。
3株が いっせいに、1輪ずつ花を咲かせた。
蕾ができたと思ったら、いきなり咲いたという感じ。
予想外に大きな花だ。
大ぶりな花びらが、南国の花を思わせる。
ゴーヤの花に似ているが、サイズ感が違う。
葉もゴーヤより大ぶりだし。
臭いがするようで、やはりアリが集っていた。
このアーモンドのような臭いも、ゴーヤと同じ。
だが成長は、昨年のゴーヤと比較し、ひと月以上遅れている。
ゴーヤは そろそろ収穫期だった。
天候のせいなのか、ヘチマが そういう植物なのかは、よくわからない。
なにぶん初栽培なので。
そういえば、6月に続き雨降りが多い。
しばらく如雨露で水やりしていない。
楽といえば楽だが、収穫まで育てられるか心配だ。
それでは、ヘチマのテキトー栽培記は「その3(8月)」へと続きます。
真夏の栽培が続く。
8月中には、なんとかして収穫に漕ぎ着けたい。
さてどうなるでしょうか。
心配しながら、次回もぜひご覧ください。
さほど変化はありませんが。
つまり収穫できなかったと。
なぜここでネタばれする。