追熟して栽培終了!「トマト(大玉ホーム桃太郎・接木レッドオーレ中玉・サントリーフルーティミニ)」テキトー栽培記(その5|10月〜11月)
その1(5月〜6月)・その2(7月)・その3(8月)・その4(9月)に続いて、「トマト(ホーム桃太郎・レッドオーレ・サントリーフルーティミニ)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年10月3日
栽培6ヶ月目。
庭の「石の輪のゾーン」にて、3株のトマトを栽培中。
1日夜からの嵐で、ぐちゃぐちゃになってしまった。
左は大玉トマト「ホーム桃太郎」。
これまでに10個ほど収穫済み。
もう10月だが、いまだ青い実が残る。
わかりにくいが中央には、接木中玉トマトの「レッドオーレ」。
これまでの収穫数は9個ほど。
本日も……
2個を収穫。
やはり混在しているが、右にはミニトマトの「サントリーフルーティミニ」。
これまでに17個を収穫済み。
他よりも遅れぎみだったが……
先月から収穫を開始。
本日は4個を収穫。
まだかろうじて……
花を咲かせている。
だがいまから、新たな実を育てるのは難しそうだ。
「うどんこ病」のような症状の葉や……
枯れてきた葉は、見つけ次第 摘んでいる。
株の精力は極力、いまある実に集中させたい。
こちらが本日の収穫分。
皮に十字の切り込みをいれ……
お得意の「湯剥き」に。
収穫数が少ないので、あらためて沸かさずポットからのお湯に浸す。
その後、今度は氷水でテキトーに冷やす。
あとは水を切り皮を剥くだけ。
育てたトマトは、市販のものより皮が厚いが、湯剥きをすれば問題ない。
多少 手間はかかるが。
6ヶ月目を迎えた「トマト(ホーム桃太郎・レッドオーレ・サントリーフルーティミニ)」栽培
初挑戦となるトマト栽培。
もうじき冬だが、いまある実だけでも収穫に漕ぎ着けたい。
以下、現状まとめ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
購入した苗は3株(3種類)。
育苗後、庭の「石の輪のゾーン」にて地植え栽培中。
まずは大玉トマト「ホーム桃太郎」。
1ヶ月半近い育苗後、地植え栽培に移行した。
ほぼ順調に育ち、8月には初収穫を迎えた。
累計収穫数は、10個+α。
この「+α」は、母が勝手に収穫したようなので。
脇芽が伸びたのか、途中から太い茎が育ち「2本仕立て」になってしまった。
そのせいもあり、葉と茎が入り組み混沌としている。
お次は接木中玉トマト「レッドオーレ」。
約1ヶ月の育苗を終え、「ホーム桃太郎」の隣へ植え付けた。
やや成長が遅いが、8月に初収穫を迎えた。
累計収穫数は、本日分を含め11個+α。
最後はミニトマト「サントリーフルーティミニ」。
約1ヶ月の育苗を終え、「ホーム桃太郎」「レッドオーレ」の隣へ植え付けた。
これで3株がトライアングルの配置となり、その中心にサポート用の園芸竹を立てた。
明るい葉色が特徴的だが、背が低いぶん埋もれがち。
この株は、他の2株よりも成長が遅い。
そのため初収穫は、9月にはいってから。
累計収穫数は、本日分を含め21個+α。
「レッドオーレ」と「サントリーフルーティミニ」は、売れ残りの苗を時季遅れで購入した。
成長が遅いのは そのせいだろう。
まとめは以上。
1日夜からの嵐で、ぐちゃぐちゃになってしまった。
ただでさえ入り組んでいたのに。
ここ北海道は、もうじき冬。
そろそろ栽培も終了だ。
なのでこのページでは、10月と11月の2ヶ月分を まとめて、すっきりと終了したい。
振り返ると、いろいろあったなぁ……。
それでも初栽培にしては、上手く育てられたのではないだろうか。
次があれば、もっと たくさん収穫できそうだ。
って、ここで まとめてどうする。
10月10日
1週間後。
また嵐。
だがトマトは、折れかけても平気なほど逞しい。
とはいえ、さすがにもう育ちそうにない。
実も色づかなくなってしまった。
残りの収穫は諦めるべきか。
10月22日
12日後。
かなり衰弱。
「ホーム桃太郎」は……
そこそこ赤味が増したので……
完熟前だが収穫。
本日の収穫は3個。
まだ青い実も残るが、すでに諦めムード。
収穫した3個の分、養分が集中することを期待。
「レッドオーレ」にも……
青い実が残る。
熟した実は裂果で喰えず。
「サントリーフルーティミニ」も……
ほぼ同様。
駄目になった実は捨てた。
もう収穫は難しそうだ。
本日収穫した3個は、まだ赤味が足りない。
なので「追熟(早めに収穫し、実だけで完熟させること)」してみることに。
これからしばらくは、室内の窓辺に置いておく。
ちゃんと熟してくれるだろうか。
10月28日
6日後。
追熟中の3個が……
傷んできていた。
傷口にはカビが生えている。
それでも多少熟したので……
湯剥きして食べてみる。
これまでより長めに、熱湯と冷水に浸した。
傷んだ部分は ごっそり削った。
これまで食べた完熟よりも、新鮮さと甘さで劣る。
それでも、十分美味しい。
11月2日
5日後。
栽培7ヶ月目に突入。
「ホーム桃太郎」は、すでに枯死状態。
残った実も……
多くが この有様。
それでも いくつか見繕って……
収穫してみる。
まだ青いが、追熟して食べられないか。
そして株は……
抜いた。
「レッドオーレ」は、ほぼ裸。
綺麗な青い実だけ、一応収穫。
そして抜く。
「サントリーフルーティミニ」には……
やや赤い実が3つ。
これも追熟してみよう。
そして こちらも抜く。
これで3株とも……
栽培終了。
いままで ありがとう。
これが本日収穫した実。
追熟することで、なんとか食べられないだろうか。
11月19日
17日後。
室内で追熟を試みたが、なかなか赤くならなかった。
きっと寒すぎるのだろう。
そのうち、その存在を忘れてしまった。
気づいたら、もう喰える状態ではない。
残念だが、すべて捨てた。
これにて、私のトマト初栽培は、完全に終了。
お疲れ様でした。
追熟不発で栽培終了
この10月・11月は、ほとんど成長しなかった。
北海道の栽培では、もう寒すぎたのだろう。
育て方もあるか。
10月・11月分の収穫は、大玉「ホーム桃太郎」が3個・中玉「レッドオーレ」が2個・小玉「サントリーフルーティミニ」が4個。
累計収穫数は、「ホーム桃太郎」が13個(2個は喰えず)・「レッドオーレ」が11個・「サントリーフルーティミニ」が21個。
少ないかもしれないが、初栽培にしては上出来と思いたい。
だがやはり、9月までに育て上げるべきだった。
寒くなると、実が熟さなくなったし。
最終手段として、青い実を収穫し「追熟」を試みた。
確かに時間が経てば、多少成熟が進むようだ。
だが11月ともなると、ほとんど熟さなくなった。
もっと暖かい場所に置くべきだったか。
どちらにしろ、もっと早く育て上げたかった。
もっと早く苗を買い、もっと早く育苗(植え替え)し、もっと早く地植え(定植)すべきだった。
加えて今年は、天候が優れなかった。
聞けばトマト農家も、不作に悩んだそうだし。
とにかく、この初栽培の経験は、今後に十分生かせそうだ。
今後はないかもしれないが。
それでは、トマトのテキトー栽培記は「その6(総集編)」へと続きます。
最後は総集編。
我がトマト初栽培の模様を、今一度振り返ってみましょう。
自分で育てたトマトの味は、格別のものがあった。
これまでの人生で、なんとなく食してきたことを、反省すべきと思ったほどに。
栽培は、いろいろな「気づき」を与えてくれる。
なのに私はなぜ、ぼんやりとした人間なのか。
いくら気づきがあっても、人間性まで変わるわけではない。
そんなことに気づきましたとさ。