青い花の群生に成功!「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草・セントーレア)」テキトー栽培記2015(その2|7月)
2012年(総集編はこちら)・2013年(総集編はこちら)・2014年(総集編はこちら)、そして2015年の その1(5月〜6月)に続き、「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草・セントーレア)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年7月2日
栽培53日目。
「60cmプランター」にて……
「アタリヤ農園の種」由来のヤグルマギクを栽培中。
すっかり背が伸び……
蕾も たくさん付いている。
だがよくみると……
アブラムシが集っていた。
とりあえず、手で払う。
あまり増えるようなら、市販の薬品を撒きたい。
「ミニプランター」では、昨年「収穫した種(花色ミックス)」を蒔き栽培中。
こちらも蕾が増えてきた。
株数が多すぎるので、両プランターから空きプラ鉢へ、植え替え(移植)を実施。
こちらは基本観察対象外とする。
「石の輪のゾーン」では……
昨年「収穫した種(青い花のみ)」を蒔き、地植え栽培中。
5列の株が……
ぐんぐん育ち……
大量に茂った。
まるで稲作のようだ。
こちらの蕾は、まだ付き始め。
すべて青い花なので、これだけの数が開花したら、さぞ迫力があるだろう。
「石の輪のゾーン」の片隅には……
(株)アタリヤ農園「セントウレア」の種を蒔いた。
6つの種を……
1列に すじ蒔きし……
この3株が芽吹いた。
現在は、まだ苗の風情。
成長が遅いのは、「石の輪のゾーン」の こちら側が、特に日当たり悪いせいか。
こちらは「セントーレア(ブルー)」。
種から育てた「実生」ではなく、ある程度育った株を、6月下旬に購入した。
購入時に付いていた花が、萎れてきている。
まだ蕾もあるので……
今後の開花が楽しみだ。
やはりセントーレアは、普通のヤグルマギクとは姿形が異なる。
同じヤグルマギクの仲間だが、基本的に多年草らしい。
いずれは越冬させることも、考える必要がありそうだ。
3ヶ月目の「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草・セントーレア)」栽培
今年で4年連続となるヤグルマギク栽培。
今シーズンは、この7月で栽培3ヶ月目。
真夏を迎え、いよいよ花期も近そうだ。
以下、現状まとめ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
「60cmプランター」では、(株)アタリヤ農園の「矢車草 平山寒咲き」を、2列に すじ蒔きした。
アタリヤ農園の種は、これが初めてとなる(セントウレアを除く)。
「ミニプランター」では、昨年の栽培で「収穫した種(花色ミックス)」を、1列に すじ蒔き。
元は(株)トーホクと(株)サカタのタネ、の種。
両プランターともに、蕾が付いて花期も間近。
地植えの「石の輪のゾーン」では、2種類の種を蒔いた。
スペースの大部分は、昨年の栽培で「収穫した種(青い花のみ)」。
広いので、5列に すじ蒔き。
ここは開花したら、青い花のみが群生するはず。
さらに「石の輪のゾーン」片隅に、(株)アタリヤ農園「セントウレア」。
6つの種を、1列に すじ蒔きし、うち3株分が芽吹いた。
こちらは赤い花を咲かせる、ヨーロッパから輸入された種。
「セントーレア(ブルー)」は、6月下旬に「花フェスタ2015札幌」にて購入。
つまりこれだけ「実生(みしょう。種から育てる、また育てた株)」ではない。
よく育つよう、プラ鉢へと植え替え(移植)した。
ヤグルマギクではなく、セントーレア(セントウレア)と称される場合は、多年草の株だと思われる。
葉の姿形も微妙に異なる。
セントーレアはヨーロッパから輸入されたヤグルマギク(元々ヤグルマギクはヨーロッパ原産)で、日本で定着したヤグルマギクは1年草である。
と理解している(テキトー)。
まとめは以上。
もうじき花期に突入する。
青いヤグルマギクの群生と、見映えのするセントーレアの花が楽しみだ。
4年目の栽培だが、まだまだ飽きない。
私が1番好きな花だし。
このまま栽培経験を重ね、そのうち「ヤグルマギク博士」と呼ばれるような、第一人者になりたい。
まぁ無理だが。
所詮テキトー栽培なので。
知識も能力もないし。
どうせ私のやることだし。
それでも続けることで、なにかが生まれるかもしれない。
それはなんだ。
なんなんだ。
誰か教えて。
知らんがな。
7月4日
2日後。
「60cmプランター」が伸びたので……
ダイソーの「鉢植えの葉ダレ防止用円型支柱」でサポート。
「石の輪のゾーン」も同様に……
サポート開始。
ヤグルマギクは伸びるので、このように支柱でのサポートが不可欠だ。
7月6日
2日後。
「セントーレア(ブルー)」で、2輪開花。
やはり……
濃い青色。
普通のヤグルマギクの青と違い……
赤味が感じられない。
これぞ宝石サファイアの色で最上とされる「コーンフラワーブルー」。
7月9日
3日後。
不安定な天気が続く。
そんななか「60cmプランター」で……
ついに開花。
大好きな青い花が……
いっきに6輪も咲いた。
例年より10日ほど遅い……
種蒔きから60日目での開花となった。
とにかく今年も、我がヤグルマギクに花期到来。
「ミニプランター」も……
近々花を開きそう。
「セントーレア(ブルー)」は……
引き続き2輪が……
咲き誇る。
左が「ヤグルマギクの青い花」で、右が「セントーレア(ブルー)の花」。
やはり前者は、微かに赤味を帯びている(写真では分かりにくいが)。
7月10日
翌日。
「60cmプランター」は……
花期の盛りに。
青に続いて……
桃色の花も咲きだした。
「ミニプランター」でも……
青い花が1輪開花。
7月12日
2日後。
ここ数日は暑さが続く。
「60cmプランター」は……
引き続き……
花期 真っ盛り。
2色の花が……
咲き乱れる。
桃色の花も悪くない。
「ミニプランター」にも……
たくさんの花。
昨年の栽培で「収穫した種(花色ミックス)」だが……
新品の種と……
ほとんど違いはなさそうだ。
基本観察対象外のプラ鉢も……
植え替えした株が、美しい花を咲かせている。
7月14日
2日後。
暑いさなか「石の輪のゾーン」でも……
ついに開花。同時に5輪。
計画どおり……
青い花ばかり。
やはり蕾も……
青ばかり。
7月16日
また2日後。
「ミニプランター」が……
花期 真っ盛り。
「石の輪のゾーン」も……
青い花で いっぱいに。
気づいたらそのなかに、紫色の花が混じっていた。
そういえば昨年も、変わった花が1株あった(次の写真)。
交雑の影響だろうか? それとも突然変異か? 累代栽培のせいか?
あと1株、桃色の蕾が混じっているのを発見。
きっと昨年の収穫時、誤って混入したのだろう。
7月17日
翌日。
また肌寒くなってきた。
そんななか「石の輪のゾーン」は……
青い花が群生中。
これが今年のテーマなので……
達成できて嬉しい。
比較すると、両プランターの花よりも、平均して1回り以上大きい。
プランターと地植え栽培の差だろうか。
アクセントとなっている、1輪の紫。
この種を採り、来年どうなるか試したい。
7月19日
2日後。
「石の輪のゾーン」で混じった……
赤い花の……
1株を……
抜いた。
せっかくなので、花びんに挿して飾っておいた。
7月21日
2日後。
今日明日は大雨。
「石の輪のゾーン」は……
青づくし。
これだけ青いと……
壮観だ。
片隅の「セントウレア」は……
3株とも……
成長が遅い。
蕾もまだ、この状態。
開花は もう少し先だろう。
「セントーレア(ブルー)」は……
3輪が……
開花中。
やはり……
クリアな青色だ。
この「セントーレア(ブルー)」を……
群生させたら見事だろう。
また比較。
左が「ヤグルマギクの青い花」で、右が「セントーレア(ブルー)の花」。
微妙な差だが、やはり花色が違う。
あとやはり、写真の「石の輪のゾーン」の青い花は大ぶりだ。
目論見どおり青づくし
この7月、我がヤグルマギクたちは、いっせいに花期を迎えた。
真夏といえど北海道なら、さほど苦もなく育ってくれる。
今年は天候不順だが。
両プランターもいいが、やはり「石の輪のゾーン」が凄い。
青い花が群生した。
目論見どおり青づくしだ。
昨年の栽培で、青い花の種だけを集めた成果だ。
よし、また来年もやろう。
「セントーレア(ブルー)」も加え、さらに鮮烈にしてやろう。
もう来年の話かよ。
それでは、2015年度版ヤグルマギクのテキトー栽培記は「その3(8月)」へと続きます。
引き続き花期。
そして種の時季へ。
今年は時間差栽培していないので、いっきに終焉へと向かう。
クライマックスを迎える、我がヤグルマギク栽培を、ぜひご覧ください!
花たちが、皆様の澱んだ心を、浄化すること請け合いです。
その落ちた澱みは、私の心に堆積しますが……。