苦手でも生の実なら使える! 栽培終了!「パクチー(コリアンダー)」テキトー栽培記2015(その4|9月〜10月)
2014年 総集編・2015年 その1(6月)・その2(7月)・その3(8月)に続き、「パクチー(コリアンダー)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年9月3日
栽培4ヶ月目。
秋 真っ盛り。
プランターのパクチーたちは……
すでに倒れて……
枯れてきている。
背が伸びすぎて……
細い茎が耐えられなかったようだ。
だがこのように折れても、十分育つのだから凄い。
先のほうには……
大量の種が実った。
まだ青い実が多く……
収穫は先になりそう。
根元側は素っ裸。
ほぼ収穫していないのに、いつの間にか葉が消えた。
秋の「パクチー(コリアンダー)」栽培
2年目のパクチー栽培。
この9月で、今シーズンの栽培4ヶ月目。
もう秋なので、早めに終わらせたい。
以下、現状まとめ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
プランターを中央で区切り、2種類の種を蒔いた。
プランター左が、昨年使い切れなかった「新品の種」。
プランター右が、昨年の栽培で「収穫した種」。
どちらの種も、株式会社サカタのタネ「パクチー(コリアンダー)」由来で、2列に すじ蒔き(条播)してある。
「新品の種」のほうが成長が早く、発芽率も高かった。
累代栽培は避けるのが無難か。
現在は、茎が倒れたり折れたりして、左右で混ざり合った。
葉は すべて消え、あとは種の収穫待ち。
まとめは以上。
秋 真っ盛り。
すでに枯れかけなので、早いうちに終わらせたい。
他にも たくさん育てているし。
なので このページで終了としたい。
残る栽培の過程を、いっきにご覧いただこう。
いっきといっても、そこそこ冗長だが。
この栽培記は いつもそうだ。
なので我慢してご覧ください。
読者様に我慢を強いるサイトも珍しい。
9月7日
4日後。
パクチーは……
相変わらず倒れっぱなし。
大量の種が……
成熟待ち。
よくみると……
アブラムシが集っている。
パクチーには集りやすいらしい。
テキトーに払って、未成熟な種を収穫。
料理アニメ「食戟のソーマ」で、スパイスの利用法の多様さを解説するシーンがあった。
その一例で「パクチー(生の葉)」「ホール(種そのまま)」「パウダー(種を粉に)」「生の実」が、コリアンダーの利用法として挙げられていた。
「生の実」もスパイスになるとは知らなかった。
さっそく試してみよう。
未熟な生の実を、味付きのチキン焼きに散りばめた。
これが なかなかよい。
ホールだと皮が厚いし、パウダーにするのは手間で道具も要る(丁寧に摺り下ろさないと皮が残る)。
しかし生の実だと、皮が新鮮なので気にならない。
手軽に水洗いもでき、スパイスとして利用しやすいのだ。
9月16日
9日後。
今度はポーク焼きに生の実を。
粒を噛みしめると、コリアンダーの爽やかな香りが広がる。
少量なら、アクセントになっていい(写真は多すぎかも)。
生の葉と違い、カメムシのようなパクチー臭が薄い。
これが、パクチー嫌いな私、唯一の利用法だと思う(もしくは自分で育てずパウダースパイスを買うか)。
9月22日
6日後。
秋深まる。
パクチーは……
ほぼ枯れ切った。
種も……
完熟したようだ。
あとは種を採って終了だ。
9月23日
翌日。
それでは……
種を収穫。
こちらが今回収穫できた……
完熟した種。
だがスパイスとしては利用しない。
来シーズンの栽培予定もないので、種としても使わない。
あくまでも、この栽培記用の収穫だ。
あとは すべて抜き……
完全に栽培終了。
お疲れ様でした。
10月6日
13日後。
気づけば雑草に混じり……
「こぼれ種」から芽がでていた。
すでに栽培終了し、日陰に放置していたのだが。
じきに初雪も降るので、育て上げるつもりはない。
それでも、パクチーの生命力を垣間見ることができ嬉しかった。
2シーズン目の栽培を振り返って
2年目のパクチー栽培も、つつがなく終わらせることができた。
石灰を しっかり撒き、強い日射しを避ければ、あとは通常の水やりで簡単に育つ。
葉は ほとんど食べなかったが。
そもそも私は、あの独特の臭気が苦手なのだ。
ただ「生の実」なら利用できるとわかった。
料理アニメ「食戟のソーマ」で、スパイスの利用法の多様さを解説するシーンがあった。
その一例で「パクチー(生の葉)」「ホール(種そのまま)」「パウダー(種を粉に)」「生の実」が、コリアンダーの利用法として挙げられていたのだ。
生の実も使えるとは知らなかった。
以前 調べたら「完熟していない未熟な種は強烈な香りで使用に適しません」との情報があったので。
それが試すと、なかなかよかった。
スパイスとして少量使うなら、爽やかな香りで好ましく感じる。
ホールだと皮が厚いし、パウダーにするのは手間で道具も要る(丁寧に摺り下ろさないと皮が残る)。
生の葉は当然 苦手。
しかし生の実だと、カメムシのような臭気が薄く、皮も新鮮なので気にならない。
手軽に水洗いでき、乾燥も不要で、スパイスとして利用しやすい。
肉料理の臭み消しには好適だろう。
これが、パクチー嫌いな私、唯一の利用法だと思う(もしくは自分で育てずパウダースパイスを買うか)。
私同様「パクチーは ちょっと……」という人には、生の実での利用がお薦めだ。
それでは、2015年度版パクチーのテキトー栽培記は「その5(総集編)」へと続きます。
この1シーズンの まとめです。
来シーズンの栽培予定はないので、次が最後のパクチー栽培記となります。
なので必ずご覧ください。
昨年のパクチーの栽培記は、かなり多くのアクセスを稼いだ。
なので今年も続けたのだが、さほど結果は奮っていない。
そもそも食べる気がないので、栽培を続ける意味が薄かったのだ。
アクセス目当てに栽培するなんて、私は悪い栽培主だな。
それが奮わないアクセスに跳ね返った。
人生とは そんなものだ。
栽培もサイト運営も、人生の なんたるかを大いに示唆する。
無駄に人生に繋げ、深い文章を装ってみました。
そして失敗と。
浅い人間性を露呈し また次回!