咲き溢れる白い花!「パクチー(コリアンダー)」テキトー栽培記2015(その3|8月)
2014年 総集編・2015年 その1(6月)・その2(7月)に続き、「パクチー(コリアンダー)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年8月2日
栽培3ヶ月目。
真夏も あと半月ばかり。
プランターのパクチーたちは……
いっきに伸びて……
様子が変わった。
プランター左には、昨年使い切れなかった「新品の種」を蒔いてある。
プランター右には、昨年の栽培で「収穫した種」を蒔いた。
まだ若干「新品の種」のほうが成長が早い。
花軸(?)が伸びて、たくさんの蕾がみられる。
すでに「新品の種」では、1箇所が開花し始めた。
花軸が付ける葉は……
初期の葉と違って細かい。
一応これも食べられるらしい。
初期の葉は……
根元から枯れてきている。
色も落ちた。
収穫していないため、大量に残ってしまった。
相変わらず過密状態。
ときおり間引いてはいるのだが。
3ヶ月目の「パクチー(コリアンダー)」栽培
2年目のパクチー栽培。
この8月で、今シーズンの栽培3ヶ月目。
真夏も あと半月ほどか。
以下、現状まとめ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
プランターを中央で区切り、2種類の種を蒔いた。
プランター左が、昨年使い切れなかった「新品の種」。
プランター右が、昨年の栽培で「収穫した種」。
どちらの種も、株式会社サカタのタネ「パクチー(コリアンダー)」由来で、2列に すじ蒔き(条播)してある。
「新品の種」のほうが、成長が早く、発芽率も高かった。
累代栽培は避けるのが無難か。
現在は、葉の食べごろが過ぎ、そろそろ花期といったところ。
細かい葉と花を付ける、茎の途中から伸びる部分を「花軸」としたが、正確には不明。
ご存じの方はご教示を。
まとめは以上。
食用としては、私の口に合わないので、鑑賞目的で栽培中。
だって あの臭いがさ。
どうもにもね。
まぁ喰えないこともないけど。
ただ、そこまで鑑賞映えするハーブでもない。
花序(分枝様式)は面白いが。
このように、低いモチベーションでの栽培となっている。
なので放置ぎみだ。
それでも簡単に育つところを、この栽培記で披露してゆきます。
石灰を しっかり撒き、強い日射しを避ければ、あとは通常の水やりで育つはず。
もうこれ以降、ご覧いただく必要はありません。
でも待って。
騙されたと思って、もうちょっと観ていって。
時間の無駄だけど。
8月7日
5日後。
暑い日が続いた。
そのせいかまた伸びた。
そしてついに……
本格的な花期到来。
白く慎ましやかな花が……
大量に咲いた。
地味な花だが……
個性的ではある。
各株あまりに過密なので……
思い切って……
多めに間引いた。
この花も食用になるらしい。
初期の葉も残っているが、やはり食べず。
根は こんな感じ。
ややすっきりしたが、まだこんなに茂っている。
ちなみに昨日、気まぐれで液肥を与えた。
8月12日
5日後。
プランターは……
花期 真っ盛り。
白い花が……
咲き溢れている。
みどころは……
複散形の花序。
数多くの花により……
負担がかかったのか……
茎が数本折れてしまった。
8月20日
8日後。
肌寒い日が増えてきた。
さらに伸び……
左の「新品の種」を中心に……
手前に倒れ込んできた。
思えば昨年も、同様に倒れていた。
まだまだ……
花期の盛り。
しかし徐々に……
種が増えてきた。
この未成熟の実も……
食べられるらしい。
まだまだ過密なので……
少々間引いた。
だがいまさらか。
花期から種へ
この8月も よく伸びた。
だが葉の食べごろは過ぎた。
花期の盛りに突入し、徐々に種が増えてきている。
他の植物もそうだが、相変わらず過密栽培が続く。
小まめに間引いてはいるが、まったく追いついていない。
最初から、この過密状態を受け入れているのだ。
間引く作業が苦手なので。
もったいないし可哀想だし。
抜かれる株に、つい感情移入してしまう。
自分も抜かれる側なので。
園芸は人生の縮図だな。
嫌だ嫌だ。
それでは、2015年度版パクチーのテキトー栽培記は「その4(9月〜10月)」へと続きます。
そろそろ栽培終盤だ。
多少は食べつつ、種の収穫を待ちたい。
そんな感じ。
盛り上がりに欠けるが、栽培とはそういうものです。
毎月都合よくトピックなどない。
皆様の人生も、似たようなものでしょう?
読者様を いじるサイトも珍しい。