一応 食べて栽培終了!「ヘチマ(糸瓜)」テキトー栽培記(その5|10月〜11月)
その1(5月〜6月)・その2(7月)・その3(8月)・その4(9月)に続いて、「ヘチマ(糸瓜)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年10月2日
栽培6ヶ月目。
昨夜からの嵐で、プランターが倒れていた。
その60cmプランターでは、3株のヘチマを栽培中。
晩秋を迎え、花期は ほぼ終了。
現在は、実の成熟待ち。
だが、プランターで最も育っていた実が、嵐のせいで折れてしまった。
こちらはラティスフェンス前のアサガオのプランター。
ここには、60cmプランターへ定植しきれなかった、4株を植え付けてある。
小さめの株だったが……
なぜか60cmプランターよりも、実が付きやすいようだ。
ラティスフェンスの裏で……
隠れるように実っている。
だがこちらも、最も育った実が、昨夜からの嵐で落ちてしまった。
左がラティスフェンス前で、右が60cmプランターで落ちた実。
割ると こんな感じ。
未熟で種ごと食べられそうだ。
この大きなほうだけ、一応 食べてみることに。
表皮を剥き……
テキトーに刻んだ。
量が少なく物足りないが……
軽く油炒めし……
目玉焼きの付け合わせに。
お味は、ウリ科だけに瓜系の風味。
トウガン(冬瓜)に近い気がするが、そもそも そのトウガンを、人生で1度しか食べたことがない。
非常に薄味だが、僅かに甘みと苦味を感じる。
晩秋を迎えた「ヘチマ(糸瓜)」栽培
初挑戦となる「ヘチマ(糸瓜)」栽培。
晩秋を迎え、終了までに少しでも多く、実を収穫してみたい。
以下、現状まとめ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
60cmプランターで、3株のヘチマを栽培中。
まずポリポットで育苗し、大きく育った3株を選んで、プランターの左から順に植え付けた。
その後、伸びた茎を誘引し続け、ごちゃごちゃに入り組んだ。
花期は ほぼ終了し、いまは実の成熟待ち。
加えてラティスフェンス前のプランターに、アサガオやフウセンカズラとの寄せ植えで、4株を栽培中。
この4株は、60cmプランターへ定植しきれなかった、小さめの株。
それが、いまや60cmプランターよりも、多くの実を付けている。
どちらにしろ少数だが。
その貴重な実を、なんとかして育て上げたい。
まとめは以上。
昨夜からの嵐で落ちた、ラティスフェンス前のプランターの実を、もったいないので食べてみた。
私にとっては、初のヘチマ実食だ。
試しに軽く生食すると、ウリ科だけに瓜系の風味。
トウガン(冬瓜)に近い気がするが、そもそも そのトウガンすら、人生で1度しか食べたことがない。
非常に薄味だが、僅かに甘みと苦味を感じる。
軽く炒めると、苦味が さらに薄まった。
味付けは、味付きの塩コショウ。
どちらにしろ、これでは量が少なすぎる。
我が北海道は、もうじき冬。
栽培終了も間近だ。
それまでになんとかして、もういくつか収穫したい。
このままでは、ヘチマに対する印象が、ぼんやりしたままなので。
そもそも私は、ヘチマというものをよく知らない。
今回育てるまでは、タワシでしか実物を見たことがないはず。
アラフォーなのに、人生知らないことだらけだ。
まぁそれだけ、楽しみが残っているということだ。
やり残して死にそうだが。
10月6日
4日後。
ラティスフェンス前では……
花が咲いていた。
ずいぶんと小さな花だ。
これも もうじき咲きそう。
実は、ラティスフェンスの裏から……
慎重に引っ張り出した。
若干 育ったようにみえる。
雌花の芽も散見されるが……
収穫まで育ちそうになく、やむなく摘心。
もう寒いので、いまある実を優先したい。
10月10日
4日後。
60cmプランターは……
数日前の嵐のせいで……
すっかり萎れた。
蕾は残るが、もう しばらく咲いていない。
摘蕾し精力を、少しでも実に注ごう。
10月22日
12日後。
ラティスフェンス前が……
枯れてきていた。
実は残るが……
ほとんど……
成長していない。
そろそろ初雪が降りそうだ。
もう潮時か。
10月24日
2日後。
60cmプランターは……
引き続き嵐対策で、倒れぬよう石で傾けている。
枯れた葉を摘んでいるため、スカスカになってきた。
退色も酷い。
もうすぐ11月。
60cmプランターもラティスフェンス前も、もやは成長は望めそうにない。
11月2日
10日後。
60cmプランターは……
ご覧の有様。
蕾があって気が引けるが……
思い切って……
ネットから切り離した。
そして3株とも……
抜いて……
栽培終了。
たくさん茂ったわりに、収穫ゼロだったのが悲しい。
ラティスフェンス前も……
すっかり枯れた。
実も育たないので……
やむなく切って……
一応 収穫。
ラティスフェンスの裏に、もう ひとつ小さな実を発見。
それでも這う蔓を切り……
4株すべて抜き……
こちらも終了。
収穫した実は……
割ると こんな感じ。
見た目はいいがブヨブヨで、とても食べる気になれない。
最近は育つどころか、傷んできていたようだ。
けっきょく、ちゃんとした収穫は1本のみ。
ヘチマ水は採れず、タワシにもできなかった。
私の初栽培は、失敗に終わったようだ。
一応 食べて栽培終了
これで栽培終了。
しかしながら収穫できた実は、ラティスフェンス前のプランターから1つだけ。
それも嵐で落ちた実だ。
メインのはずの60cmプランターからは、まったく収穫できず。
けっきょく葉ばかりが繁り、実は ほとんど育たなかった。
花が咲いても、多くは雄花。
これは運によるのか。
このヘチマは、同じ蔓性の「ゴーヤ」や「フウセンカズラ」と比較し、大型で精力旺盛だった。
だが実の収穫には繋がらなかった。
肥料のリン酸分が足りなかったのだろうか。
今シーズンは、天候も優れなかったし。
「ラッカセイ」と同じパターンか。
実が育つ前に、秋を迎えるパターン。
北海道での屋外栽培は、環境がよくないと難しいのかもしれない。
我が家は日当たり悪いし。
そもそもテキトー栽培だし。
環境的に向かないと判断し、再チャレンジは諦めようか。
完全に白旗だ。
それでは、ヘチマのテキトー栽培記は「その6(総集編)」へと続きます。
次回は総集編です。
その失敗への道程を、ぜひご確認ください。
その残念な結果を、みんなで笑いましょう。
なにも笑わなくても。
笑わせたいと思えば滑り、真面目に やれば笑われる。
そんな人生なのでした……。