種大量収穫、ほぼ栽培終了!「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草・セントーレア)」テキトー栽培記2015(その5|10月〜翌4月)
2012年(総集編はこちら)・2013年(総集編はこちら)・2014年(総集編はこちら)、そして2015年の その1(5月〜6月)・その2(7月)・その3(8月)・その4(9月)に続き、「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草・セントーレア)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年10月1日
栽培144日目。
「石の輪のゾーン」では、昨年「収穫した種(青い花のみ)」を蒔き、地植え栽培中。
秋が深まり、枯れてきている。
それでも……
いくつか花が残る。
まだ蕾の姿も。
終わりを迎えるべく、暇をみては抜いたり種を収穫中。
同じ「石の輪のゾーン」の片隅に、(株)アタリヤ農園「セントウレア」を種蒔きし、3株が育った。
そのうち左の株が……
いまだに花を咲かせている。
蕾も残るが、咲くのだろうか。
中央と右の株にも……
蕾の姿が。
もう寒いのに、果たして咲くか。
こちらはプラ鉢植えの「セントーレア(ブルー)」。
種から育てた「実生」ではなく、「花フェスタ2015札幌」にて苗を購入した。
すでに枯れたが……
「こぼれ種」から、新たな芽がでていた。
そろそろシーズンオフだが、なんとか育てられないか。
ちなみに「60cmプランター」や「ミニプランター」などは、すでに栽培終了している。
終わりを迎える「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草・セントーレア)」栽培
今年で4年連続となるヤグルマギク栽培。
初雪までには、栽培を終える予定。
以下まとめ。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
「60cmプランター」では、(株)アタリヤ農園の「矢車草 平山寒咲き」を、2列に すじ蒔き。
アタリヤ農園の種は、これが初栽培となる(セントウレアを除く)。
「ミニプランター」では、昨年の栽培で「収穫した種(花色ミックス)」を、1列に すじ蒔き。
元は(株)トーホクと(株)サカタのタネ、の種。
両プランターとも種を収穫し、すでに栽培終了。
地植えの「石の輪のゾーン」では、2種類の種を蒔いた。
スペースの大部分は、昨年の栽培で「収穫した種(青い花のみ)」。
広いので、5列に すじ蒔きしてある。
種の収穫期だが、僅かに青い花も残る。
「石の輪のゾーン」片隅には、(株)アタリヤ農園「セントウレア」を蒔いた。
こちらは赤い花を咲かせる、ヨーロッパから輸入された種だ。
昨年 余った6つの種を、1列に すじ蒔きし、うち3株分が育った。
こちらも花や蕾が残るが、もう成長は望めそうにない。
ここまでの種蒔きは、すべて5月11日に実施。
最後はプラ鉢植えの「セントーレア(ブルー)」。
6月下旬に「花フェスタ2015札幌」にて苗を購入。
つまりこれだけ「実生(みしょう。種から育てる、また育てた株)」ではない。
収穫を終え すでに枯れたが、新たに「こぼれ種」から芽がでていた。
このまま育てられないだろうか。
まとめは以上。
冬の足音が聞こえる。
コツコツコツコツ……。
ドンドン! こんばんわ〜。
耳鼻科いってこい。
いや精神科か。
とにかく、もう成長は望めそうにない。
このページで終わりにしたい。
あとは種の収穫か。
正直面倒だ。
たくさん育てたぶん、たくさんの種が実ったので。
そんなにあっても無駄だ。
とりあえず、来シーズンも育てるつもりではある。
すでに気持ちは来シーズンだ。
まず今年を締めくくってくれ。
なんてグダグダな栽培記。
さすがテキトー栽培記。
10月4日
3日後。
1日夜からの嵐で、「石の輪のゾーン」の種が落ちてしまった。
目立つぶんだけ、テキトーに収穫。
水を吸って黒ずんだ種は、ちゃんと芽吹くだろうか。
10月10日
6日後。
「石の輪のゾーン」の「収穫した種(青い花のみ)」は……
多くが枯死状態。
だが、いまだ花が ちらほら。
また嵐がきたので……
蕾や種が落ちている。
さっさと終わらせるべきだが、まだ花があるので迷う。
10月21日
11日後。
「セントーレア(ブルー)」は……
こぼれ種の芽が伸びた。
もうオフシーズンだが、勢いを感じる。
ちなみにヤグルマギクは、暖地では秋蒔きが基本らしい(北海道では春蒔きが一般的)。
2苗 芽吹いたが、このまま越冬できるだろうか。
あと寒くなってからは、このプラ鉢は1日中、玄関フード内に置いている。
10月23日
2日後。
そろそろ初雪が降りそうだ。
なので「収穫した種(青い花のみ)」を……
すべて抜いた。
みると嵐で落ちた こぼれ種が、いくつも発芽していた。
ヤグルマギクは耐寒性が高いが、さすがに積雪しての越冬は難しいだろう。
「セントウレア」は……
まだ蕾が残るが……
こちらも栽培終了としたい。
ただ多年草の扱いもできるので、一応抜かずに放置しておく。
花殻を砕いてみたが、種は実っていなかった。
残念ながら「セントウレア」は収穫ゼロ。
10月30日
1週間後。
これが「石の輪のゾーン」の「収穫した種(青い花のみ)」から収穫した種。
すべてが青い花を咲かせるはず。
群生させたため、とても収量が多い。
嵐で落ちなければ、もっと たくさん採れただろう。
だが、そんなには要らない。
こちらは、上の混じりで1株発現した、紫色の花の種。
1株から、これだけ採れた。
突然変異かもしれないが、来シーズンも紫が咲くのを期待。
紫で固定できれば、私が作出した新品種となるのかも。
ちなみにこれが紫の花(再掲写真)。
こちらは「セントーレア(ブルー)」の種。
1株から これだけ収穫。
他にも、プランターなどから花色ミックスで、いくらか収穫している。
11月1日
2日後。
ここからは、こぼれ種から育つ「セントーレア(ブルー)」の2株を観察してゆこう。
寒いなか……
2株とも順調に伸びる。
11月22日
21日後。
引き続き……
巨大化中。
この勢いで……
年内に咲きはしないか。
12月2日
10日後。
ついに師走。
現在は、玄関の靴箱の上に置いている。
やはり普通のヤグルマギクよりも、かなり葉が大ぶりだ。
2016年1月3日
32日後。
年を越しても……
元気に成長中。
2月2日
30日後。
置き場所である、玄関の靴箱の上は、最低で6℃ほど。
そんななか、気づけば萎れていた。
真冬なので2ヶ月近く、水を与えていなかったのだ。
なので久々に水やり。
だが真冬は、水やりが原因で枯れたりするので、少々心配。
そして翌日「砂糖水を飲んだ範馬刃牙」のような復活を遂げた。 ※漫画ネタ
3月1日
28日後。
よく茂っている。
すぐ葉が萎れるが……
水やりすると蘇る。
4月2日
32日後。
長い冬が過ぎ去った。
結局、玄関の靴箱の上に置いたままで、無事越冬に成功した。
すでに どんどん伸びている。
春のうちに咲かせられないか。
だが、小さいほうの1株が、いつの間にやら枯れていた。
なので抜く。
真冬を迎える前に、できるだけ育て上げないと、冬越しに耐えられないらしい。
ひとまずこれで、2015年シーズンのヤグルマギク栽培は終了。
5月からは、新たに種を蒔き「2016年シーズン」を開始する。
大量収穫し、ほぼ栽培終了
「石の輪のゾーン」は、種を収穫し栽培終了。
「収穫した種(青い花のみ)」からは、大量の種を収穫できた。
だが「セントウレア」は、収穫ゼロ。
株が矮小で、とても成長が遅かった。
昨シーズンは、とても大きく育ったのに。
恐らく、日当たりの悪さが原因と思われる。
蒔いた「石の輪のゾーン」の片隅は、ほとんど日が射さないので。
やはりヤグルマギクにも、ある程度の日当たりは必要なのだ。
まぁ当然か。
「セントーレア(ブルー)」は1株から、そこそこ多くの種を収穫できた。
そして、こぼれ種から育った1株が、同じプラ鉢で越冬に成功。
この株は、来シーズンも観察を続けたい。
これで4年目のシーズンも、無事に栽培を終えた。
昨シーズンは、多少手こずった感もある。
だが今シーズンは、ほぼ つつがなく終わった。
続く5年目は、どんなシーズンになるのやら。
なにか新しい要素を加えたいが。
紫の花の種に期待か。
それでは、2015年度版ヤグルマギクのテキトー栽培記は「その6(総集編)」へと続きます。
次回は総集編です。
今シーズンの栽培を、1ページで振り返りましょう。
ぶっちゃけ次回さえ観れば、実用的には十分なはず。
……実用?
元より このテキトー栽培記は、実用情報など二の次だが。
私がニヤニヤ楽しんでいるだけだが。
せめてヤグルマギク栽培の楽しさが、皆様に伝わっていれば幸いです。
いままでそんなこと、特に意識して伝えてないが。
なにも考えてなかったや。
なんなんだこのサイトは。
皆様も頭を空っぽにして、次回の総集編をご覧あれ……。